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地域の宝−”江南の星”中野友加里選手−


中野友加里選手

”江南の星”中野友加里選手を取材して

 いよいよ4年に一度の祭典、世界中が熱狂するサッカーW杯が開幕する(6月9日)。ジーコジャパンの戦いぶりに日本列島も興奮のるつぼとなること間違いなし。
 この時期に、同じく世界の頂点を目指す、“江南の星”中野友加里選手を取材することが出来た。さらには愛知県議会議員奥村悠二氏の催し(5月28日)での対談を拝聴する機会にも恵まれた。そこで受けた印象を基にまとめてみたい。

 「トリノオリンピックの出場を逃したのは残念。今度のバンクーバーには是非出場を!」
 「まだトリノが終わったばかり。4年先のことは分からない…」とやんわりとかわす中野選手。
 「頑張ります。必ず出ますので期待していてください」意気込みを期待しているファンには何とも拍子抜け。しかし、軽々しくファンの期待しているようなことを口にしないのが中野選手らしい。世界の頂点を目指している中野さんにとっては、バンクーバー出場は十分射程に入っていることだろう。
 中野選手に一流選手としての風格を感じた。

 「強く影響を受けたコーチは?」
 「現在の佐藤コーチからは、フィギュアスケートの奥深さを学んだ。休みの大切さも学んだ。今は休日ゆっくり遊ぶようにしている」
 奥深さとは…。それは何を意味しているのかは分からないが、休みの効用を例に挙げているところから何か推察するヒントがありそうだ。小学校時代から1日6時間、365日練習していた中野さんです。練習の虫といってもいい中野さんが、積極的に休日を楽しむようにしているとのこと、練習に取り組む姿勢、考え方に大きく変化があったのであろう。
 「奥深さ」のことばの中にはそれこそ「奥深さ」があるようだ。これまた中野選手に一流選手としての風格を感じた。世界の中の「中野」、そんな思いを強くした。


 今回の取材で中野選手の人となりの一端を垣間見ることができた。入手できたことのいくつかを次に列記しておきたい。

 【スケート一家の中で】
 お兄さんはアイスホッケー、お姉さんはフィギュアスケートとスケート一家の中で物心付いた頃からスケートに親しむ。6歳から中学、高校2年生まではクラシックバレーやジャズダンスをやっていた。
 【趣味、性格】
 自分の性格は「せっかち」。時間には厳しい。
 練習に明け暮れる毎日だが、自由な時間は、買い物や映画を楽しんでいる。現在は、一人暮らしなので自炊、料理も楽しみの一つ。
 【選曲、衣装】
 選曲は、振付の先生(ロシア人、アメリカに在住)が3〜4曲提示、そこから選ぶ。
 衣装は、振付の先生が紹介してくださった方(ロシア人)とのメールのやり取りで選ぶ。私は肩幅がある方なので、長袖にしている。
 【印象に残っている大会】
 一番印象に残っているのは、NHK杯での優勝。小さい頃からの憧れの大会、出ることだけでも満足なのに、まさかの優勝。びっくりもしたし、嬉しかった。笑みが自然にこぼれた。
 【得意な技術】
 ジャンプの中で好きなものは、アクセル。嫌いなものはルッツ。ステップは、三つの種類があるが、得意はストレートラインステップ。スピンも3種類あるが、得意はドーナツスピン。

 最後に夢と江南への思いを語ってくれた。
 「自分の存在を知ってくれて、子どもたちの憧れるスケーターになることが夢」。
 「私は江南市出身。日本国中で試合をしているので、行く先々で江南市をアピールしたい」。
(安藤)
奥村事務所にて 対談中の中野さん